第4代キャプテン  大久保 憲
 東京都生まれ。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。日本での演奏活動の後、イタリアへ留学。ミラノにおいて『リゴレット』『セビリャの理髪師』等に出演。帰国後、NHKニューイヤー・オペラコンサート等に出演。二期会会員。
 日本丸合唱団では、2015年からディクション指導、ヴォイストレーナー。2022年8月、第4代キャプテンに就任。



創立者・初代キャプテン 大町正人
1958年早稲田大学グリークラブのメンバーとともに「ボニージャックス」を結成、リードテナーを担当。1994年5月横浜市文化振興財団の事業「ワークショップ男声合唱編」で指導。日本丸合唱団の創立者・初代キャプテン。第1回から第14回定期演奏会まで企画・指揮。2011年逝去。


第2代キャプテン 白石卓也

 1961年高知県出身。1982年国立音楽大学に入学。鈴木惇弘氏に師事。 学生時代より二期会、文化庁オペラ研修所等で副指揮者として多くのオペラの研鑽を積む。 国立音楽大学を中退し、ウィーンに留学、カール・エスターライヒャー氏に師事した。 1986年、シエナ・キジアーナ・アカデミー(イタリア)のオーディションに合格し、ゲンナディ・ロジェストヴェンスキー氏に師事する。 その際、ルッセ交響楽団(ブルガリア)を指揮し、好評を博した。 1991年にはアウディ・ダーティントン・サマーミュージックフェスティバル(イギリス)のオーディションに合格し、その際の演奏にて、ディエゴ・マッソン氏にその音楽性を高く評価された。
 アレクテ室内管弦楽団、中央大学音楽研究会混声合唱団音楽監督。
 日本丸合唱団では2003年以来客員指揮者を務めていただく。大町正人キャプテンのご先祖と同じ高知出身で、お酒も強い。合唱団員の誰よりも若い。2015年4月、甲斐駒ヶ岳登山中に逝去。

第3代キャプテン 大森いちえい

 神奈川県出身。昭和音楽大学声楽科首席卒業。国立音楽大学大学院音楽研究科声楽専攻(オペラ)修了。 二期会オペラスタジオ第36期研究生修了。1990年大学院修了。 オペラ「ドン・ジョヴァンニ」のレポレルロ役でオペラデビュー。 その後「フィガロの結婚」、「椿姫」、「ポッペアの戴冠」、「こうもり」、「ジャンニ・スキッキ」などに出演。 これらのオペラレパートリーの他にも「メサイア」、「カルミナ・ブラーナ」、モーツァルト、ヴェルディ、フォーレ、デュルフレ等「レクイエム」、バッハの「カンタータ」、「ミサ」、各「受難曲」、シューベルト、シューマンの歌曲、日本歌曲のソリストとしても幅広いレパートリーをもち、コンサートシンガーとして活躍中。 サイトウキネンフェスティバルIN松本「マタイ受難曲」のペテロ、司祭役で小澤征爾、ジョン・マーク・エンズリー、トーマス・クヴァストフ、ナタリー・シュトゥッツマン等共演、CD録音。 高田三郎作曲「無声慟哭」指揮飯森範親、東京交響楽団とバリトンソロ共演、CD録音。 中村健、桑原妙子、仁田ちさ、太田実、シュテファン・アルトナー、白石卓也の各氏に師事。 現在、新国立劇場メンバーとして数々のオペラに出演中。
 2011年よりディクション指導をいただき、2015年から2022年まで7回の定期演奏会で指揮。大型バイクがトレードマーク。2022年、本務専念のため勇退。


名誉顧問・元ヴォイストレーナー  大町ますみ 

 東京芸術大学卒業。芸大メサイヤのソリストとしてデュー。また、定期的に開催するコンサートは、東京と横浜で50回を越える。朗読の会「小さき港」主宰、女声コーラス「緑」の指導も。
 当合唱団創設以来、ヴォイストレーナーを務めていただいた。